映画「ミーアキャット」でアフリカを見る
万葉集の連載が終わってしまうので、ナーバスになっていて、コンビニに入って流れていた歌謡曲で、涙が出てきてしまった。こんな時は、元気を出さなきゃと映画を見に行く。
動物ドキュメンタリー映画「ミーアキャット」。
アフリカのカラハリ砂漠の大平原の片隅で、穴を掘り、虫を捕り、子どもを産み、育て、必死で生きている彼ら。生まれた時は、7センチ。1年で30センチに成長するまで、生き延びられるのは、生まれた数の1/3程.
灼熱の砂漠、壮大な空と大地アフリカ。キリンが、インパラが、イボイノシシが、カメが、ジリスがゆったりとうろつく。一方で、ライオンがゴマバラワシが、ケープコブラが陸、空、地からすきあらば襲ってくる危険。地球温暖化の旱魃。食べられるか、飢え死にするか。毎日が生きる戦い。
赤い土の中で折り重なって眠る愛くるしい姿。朝おひさまに向かってお腹を日光浴させる立ち姿。子どもがじゃれ遊び、好奇心いっぱいの表情。
そして、両親が狩りに行っている間、幼い兄弟たちを守り、サソリの取り方、見張りの仕方を順番に教育していく兄。でも、子どもたちを守ってくれたいた兄が、目の前で、ワシに捕えられ、文字通りわしづかみにされて、空高く連れ去られても、現実を正面からしっかり受け止め、生きていく姿に胸がか熱くなった。
けしてやらせのCGではなく、映像記録を編集して、一匹のミーヤキャットをコロという主人公にして、家族愛と冒険のストーリーを作り上げているのには、驚愕。
全編を通して、どの動物も、繁殖すること、食べて生きること、家族を守ることに命をかける必死な姿に心が震えた。
動物園で、どうして、ミーアキャットはいつもたってどこかを見ているんだろう。と思っていた。それは、日光浴のほかに、敵を「見張る」姿と知る。パンフレットの遠くを見て後ろ脚と尻尾で立っている姿をかわいいと思ったが、鑑賞後は、真摯に生きる姿に畏敬を感じた。
私も現実を受け止めて、しっかり前を向いて生きなきゃ!
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