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2009年4月

像の後ろ脚3本!?盛岡市動物公園20周年

盛岡市動物公園が開園20周年記念式典に行ってきました。

ポスターを描かせていただいたご縁で、来賓席に座らせていただきました。

20年前と言えば、お伊勢さんの式年遷宮のあたり。まだ、学生でした。古典文学と博物館の古美術三昧の日々。世間もなんも知らないお嬢様でした。

あれから、20年、まさか名古屋から岩手に移り住み、いっぱい人々とであい、楽しく子どもたちや夫と暮らしているなんて、人生って面白いものです。なんて考えていたら、くす玉割りで、餅まきの準備。息子はもう張り切って、エコバッグもって前の方で構えていました。

 あれ~、這いつくばって落ちたお餅やお菓子が取れないのよ~。どん!とおばちゃんに突き倒されてしまった。軽い駄菓子は、あまり遠くに飛ばないから、「こっちへ投げろ!」とうしろの方でおじちゃんがどなっている。それでも6個も拾ったのは、かなりおばちゃん入ってきてるんだわ私。

 そののあと講演会まで、園内を散策する。水芭蕉がきれい。誰もいない森の中でひっそりと咲いている。プレーリードッグは忙しく空を見張っている、小さい山羊は鼻を突きだして甘えている。それにしてもベビーカーの親子づれや、妊婦のカップルが目立つ。大人がゆっくり見に来ても楽しいのになあ。息子は、ウサギちゃんやヒヨコを抱くのに忙しい。

 カンガルーが大股開きで寝ていた。動物園は、きっと居心地いいんだ。

講演会は、上野の園長さん。日本在来種が絶滅危機で、日本の古い文献に出てくる小型の馬や、山羊、鶏などのお話をなさって、その展示保存が、ミュンヘンやブタペストの動物園でされているのに、ほとんど日本ではされていないという。だから、この盛岡の動物園はうれしい、いきなり里山の動物が展示飼育されているから。また、動物園で豚の厩、南部駒の復活を試みれば、一躍旭山現象かもという。

 当たり前の動物すぎて、あまり価値が分からなかった。だって、雉や、野ウサギやカモシカや、イタチってうちのうち庭にも来るからねえ。へえーそーなんだと思う。

 ところで、雄のゾウの後ろ脚がどうして3本なの?って小さい子供が聞いていた。真ん中の足先からおしっこが出てる!引きづりそうで痛そう。こんな心配大きなお世話かなあ。

今度は、ゆっくりスケッチブック持っていきましょう。盛岡の動物園はのんびりしていていいですよ。

 

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ブリの骨が!まさかの歌舞伎講座初日

 13日はNHKの歌舞伎講座の初日。もう3か月もかけていろいろ準備していて、朝から、受講生にお会いするのを楽しみにしていた。ところが、息子が、晩御飯で食べたブリあら煮の骨をのどに刺してしまった、ご飯を飲みこませたりしてみたが、朝までやっぱり痛いと泣くので、耳鼻咽喉科へ朝一で連れて行く。つんと貫いてもらっておしまいのつもりだったが・・・。

 涙を流して、痛い検査をされたのち、「いやーこれは、のどの奥の溝にすっかり横にはまって突き刺さっていますから、ファイバースコープのある大学病院へいってください。すぐに、紹介状を書きます。」と医者。

「えっ?ほかっといたら取れないんですか?」

「絶対取れない位置です。しかも化膿して、呼吸困難になり、死ぬかもしれません。急いでいってください」

さあて、てぇへんだあ!てぇへんだあ!駆け付けた大学病院は大混雑。この時期の耳鼻咽喉科は、重度のアレルギー患者だらけ。手続きをすませ、事情を話しに息子を待合室において、NHKセンターへいく。

 新受講生は新幹線で遠くからいらっしゃった方もいて、みんなうきうきした表情。どうしたものか・・・。レジュメをお渡しし、自己紹介して、1時間くらいだけ講義することで、了解していただく。

講義が始まったら、もう、歌舞伎好きの私としては、話し始めたら止まらない。

段四郎さんの付き人時代の裏話やら、歌舞伎座の構造やら、隈どりの速さやら、気がつたら、1時間たっていた。ああ、息子は~いまごろ一人、心細くしているだろうなあ。

宿題で、白波五人男の「ツラネ」(名乗り)をご自分で、書いていただくことにして、みなさんに詫び、急いで、大学病院へもどると・・・。息子は泣きはれた顔で、しょんぼり椅子に座っていた。看護婦さんが、保護者の方がいないと、診察へは進めませんので、お父さんをお呼びしました。という。ヒエーことは大ごとに。きっと叱られる、子どもほっといてなにしてんだ!って。

 さあて、鼻から、スコープの管を通されて痛さで鳴く息子の手を握り、画像を見る、わあ、本当だ、すっかり橋渡しのように、横に刺さっている。強力なブリの骨。

 麻酔をして抜くことにるるが、この麻酔、のどに貯めて、5分間じっとして、吐かずに我慢。これが、気持ち悪いのなんのって。やっぱり3分で吐き出した息子。再度トライ。

そのあと、吸入麻酔もして、オペへ。「約束げんまんうそついたらハリセンボンのます!」って、こんなに痛い事なんだと息子の泣き叫ぶ姿を見て実感。

悲鳴の中、鼻から器具を通されて、のどの奥から取り出された骨。絨毯を縫う針くらいの野太いもので、びっくり!

 無事に摘出手術終了。

息子を抱き、さすり、なだめるわたし。

しばらくは、ブリもタイもお料理したくない。

大学病院の帰り道、岩手公園のほころびかけた桜の花が色好き、安堵で、ぐったり眺めていたら、「ねえ、おなかすいたよう」と息子。3時間は何も食べられませんよ。子供はたくましいねえ。あたしゃもの食う気力もないわさ。

のどにものがすんなり流れていくって、幸せなことなんだなあ。

歌舞伎の江戸時代だったら、どうなっていたか。子どもっていつどうなるかわからないから、「じゅげむ」なんてめでたい名前をつけたんだねえ。

 10歳くらいまで育てて、忠義のために我が子を君子の身代りに殺してしまう松王丸や、政岡のお話が歌舞伎の演目にあるけど、私は、絶対出来そうにないわ。

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盛岡情報誌「てくり」の取材と男の子

 盛岡の上品で質の高い情報誌「てくり」。その、5月発売号に載せたいと、取材を受けました。NHKカルチャーで、歌舞伎や古典文学を教えていることや、岩手日報の「恋する萬葉集」の記事をご覧になった編集者の方からのお話でした。

 鉈屋町の大慈寺町屋カフェでの取材と、撮影になりました。

「てくり」は、スタッフが、やりたい仕事を丁寧になさっていて、ライターもカメラマンもみなさんフリーランス。広告収入なしで、オールカラー!そして、1冊500円の販売だけで、なりたっているという、いまどき、すごい雑誌。

 さて、スタッフは、みなさん子持ちの元気な母でもあることから、しょっぱなから「男の子ってアホでしょ?」と始めてしまった。

 先日、我が家の12歳の息子は、朝、6時半バスが出発するリトルリーグの遠征試合の折り、前夜に「目覚まし2つセットしたしばっちり。」といった息子を信用して寝たら、「出発しますよ」という電話で起こされた。なんと、目覚ましは、7時半にセットされていた!その後のドタバタはご想像いただきたい。

 しかも、遠征地へ持っていったステンレス水筒のキャップだけ落としてきた。「なんかカバンの中が、びしょびしょだと思ったんだよね」とのたまわった。もう使えませんよその水筒。花瓶にでもしますか。

 ズボンのぽけっとに、3000円のバスカードを入れていて、洗濯機で回して、傷だらけでパー。手袋を落とすこと、数回。なぜか、片方だけの靴下が、10足近くあり、ほぼ2年を経過したと思われる、学校のプリントや、給食布巾が、春にもっていく道具箱の中に残されている。ズボンは膝ぱっくりだし、書道の授業で墨をTシャツ前面につけてくるし、図工で間違えてシャツ切ってしまうし、メガネは、友達との空手チョップとライダーキックで喧嘩して、ゆがんだり、折れたり・・・。

 てくりの取材が、ママ談義になってしまって、あらあら。

取材の後、年齢を聞かれて、答えると「え!もっと歳いってると思っていました!」というリアクション。普通は、「そうには見えませんよ。お若く見えますね」っていうのが常でしょうよ。いえいえ「古典文学なさっているし、いろんな国行ったり、いろんな仕事したりで、そして、豊富な恋愛の様々な経験もありそうだから、結構年食ってるとおもいきや、 私たちと同世代じゃない!」ということらしいです。

 かっこいいカメラマンのお兄さんが、ばしばし写真を撮ってくれました。座っているだけのポーズしたが。

発売は、5月下旬ということです。本屋さんで見かけたらぜひ、ごらんくださいませ。

 

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ようこそ!本の森へ(共同新連載のお知らせ)

Photo 岩手日報毎週木曜日朝刊、生活欄に新連載がスタートしました。

盛岡児童文学研究会が児童書、絵本、幼年文学などをするコーナーです。

そのタイトルイラスト、題字を私が描かせていただいています。

会員でローテーションで書いていきます。

もちろん、2か月一回は、私も本の紹介記事を書く予定。

来年創立40周年を迎える児童文学研究会は、私が入会して、10年余りがたちました。1年に一度、気になる児童文学を取り上げて、読書会をし、年に1,2度、会報た、講演会を開催しています。私は、この会の出会いで、ずいぶん知的好奇心を満足させていただいています。(育児の多忙の中の自分の時間確保なんかね)。

 この会で、ぐりぐらの中川えりこさんとも出会いました。

みなさんぜひ、楽しみにご覧くださいね。そして、お時間があったら、盛岡市立図書館の研究会を見学にいらしてくださいませ。大歓迎です。(子連れOK)

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