3.11絵本プロジェクトいわて発足!被災地の子どもたちに絵本を届けよう
(2011.5.20をめどに絵本の受け付けは終了しました。これから、被災地へ配る作業に入ります。2011.5.20記)
【被災支援】被災地に絵本を届けよう!「3.11絵本プロジェクトいわて」
が発足しました。岩手の被災地に絵本や児童文学を届けます。ご家庭にあって被災地に送ってもいいと思われる絵本や児童書をぜひお送りください。絵本、幼年童話、児童文学、YA文学など良書を募集しています。
期間は約1年間。
★送り先
〒020―0013
岩手県盛岡市愛宕町14―1 盛岡市中央公民館「絵本プロジェクト」((電)019・654・5366)。
3月28日に日経夕刊新聞に掲載されたとたん、ありがたいことにたくさんの児童書がぞくぞくと送り届けられています。(参考 「被災地の子どもたちに絵本を 編集者ら全国に呼びかけ」(2011/3/28 日本経済新聞)http://goo.gl/uaP3J)
今日は、早速その仕分け作業のボランティアに盛岡市中央公民館行ってきました。
荷物を解いて、読み聞かせに適した本、高学年が自分で読むのに適した本など、大まかな年齢別にゲージに仕分けしていきます。
絵本のほか、外国語の本や、紙芝居、お料理の本、写真集、図鑑、児童文学などなど様々な本が届けられていますから、一冊づつ見ながらの手作業です。
私は、県内や盛岡市で、読書ボランティアの養成講座の講師をさせていただいたり、昨年は万葉集や児童文学のブックリスト本の出版にちなんだ講演をさせていただいた関係で、ボランティア参加させていただいています。
今日は、末盛さんもいらっしゃったので、今後どうやってこの本を子どもたちに届け、被災地で読み聞かせをするのかを、館長、副館長、主要スタッフで打ち合わせをしました。
第一弾は、4月初頭に宮古の保育園(本が一冊もない!)にお伺いします。
これから、被災地の需要の様子や、要請をうけて柔軟に対応していこうと思っています。
もし、子どもたちに絵本を、児童書本を持ってきてほしい!ちはやさんたちに読んでもらいたい!お話が聞きたい!という方、自治体の避難所、公民館、図書館、学童保育、幼稚園、小学校、中学校などなどご希望がありましたら、盛岡市中央公民館(019-654-5366)までご連絡ください。
以下は、先ごろ末盛さんが東京のクラブヒルサイトのHPに載せたコメントです。
■代表の末盛千枝子さんのコメント
「昨年3月、クラブヒルサイドのセミナーをまとめた著書『人生に大切なことはすべて絵本から教わった』の出版記念会が開催されてから早一年がたとうとしております。
実は私は昨年の5月に、家族とともに父の故郷である岩手に引越しました。岩手山を望む美しい田園生活に感謝して暮らし、難しい障害を負った長男も、この地に来て初めて手厚く診て頂いております。ところが、この3月11日に、本当に恐ろしい地震が起きました。私どものところは内陸部ですので、数日停電でしたり、断水した程度でした。最初はラジオだけの情報でしたが,やがてテレビを見られるようになって、その惨状の凄まじさに言葉を失いました。その中で私自身の曾祖父の弟も、その昔、田老町の郵便局長だったそうですが、明治29年の三陸大津波で一家全部が亡くなったと、家族の歴史を今回初めて聞きました。
そして、長年にわたるIBBY(国際児童図書評議会)の活動を通して、戦火にさらされた子どもたちが誰かの膝に乗せてもらって、絵本を読んでもらうときだけ、おだやかな気持ちを取り戻せるということを知りました。 それは、各地で起こる災害のときも同じでした。このようなことを見聞きしてきた自分が、いまこの岩手の地におり、皆さんによくして頂いていることの不思議を思い、私のできることを考えました。それで絵本を集めて、避難所の子どもたちに読み聞かせをすることができないかと考えました。幸い、こちらでも行政や、新聞社の人たち、絵本関係の人たちとの関係の輪が大きく広がっております。
そんなわけで、いま皆さまにお願いしたいのは、新しくなくてもよいので、絵本を送って頂きたいということです。この度、クラブヒルサイドが窓口となって、呼びかけをしていただくことになりました。下記宛に絵本を送ってください。私自身は2人の病人を抱えておりますので、自分では動けませんが、人と人を繋ぐことをしたいと思います。送って頂いた本をまとめて、ボランティアの人たちにそれを持って現地に行ってもらえるようにしたいと思います。いまは、現地に入ることはとても難しいようですが、私の気持ちとしては一刻を争うと思っております。こちらの人たちのアドバイスでは、現地に入る支援活動の車に便乗するなどのゲリラ的な方法がいちばん現実的で手っ取り早いということです。
そんなわけですので、どうぞ絵本を送ってください。お願いいたします。幸い、東京におります次男夫婦やその友達もなんとしても手伝いたいと現地入りして手伝うことを熱心に希望してくれております。彼らには、まず、私の手持ちの絵本を持っていってもらいたいと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。
2011年3月24日
末盛千枝子
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