文化・芸術

虹色のアート作品「生命の卵」

083 韓国の古代のお話に、男神と女神が天から、命の卵を授かり地球ができるというものがあります。

日本の古事記にも、イザナギイザナミ神話があり、さまざまな命を生んでいきます。

 子どもたちと描いたのは、この卵。私は、神様たちと、大きな卵を描き、子どもたちに、地球上のいろいろなものを描き込んでいってもらいました。

海のもの、山のもの、昆虫、動物、植物、おひさま、星、月、水、などなど何がこの世にあるのか、どんな色なのか、考え考え描いていきました。

神々は、宇宙の眼。私たちは、いろいろなものに囲まれて、互いに影響しあい、助け合い、生かされているのですね。

 普段は、自分のことばかり考えて、わがままになって、なんでもほしがって、小さなことで悩んで、泣いて、そんなとき、大きな卵の中の自分に気がつくと、すうーっと視界が広がる思いがします。

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NHK文化センター盛岡古典文学講座から    1、紫式部日記

隔週で金曜日に、NHK文化センター盛岡教室と北上教室で、「声に出して楽しむ日本の古典文学」を担当している。

 最近は、古事記や紫式部日記を読んでいる。

10月23日の紫式部日記は、一条天皇の妃、中宮彰子が出産する場面。父の藤原道長が、それはそれは大勢の僧侶や陰陽師をよんで安産祈祷をする。

おもしろいのが、よりましというもののけをを寄せ付ける人がいて、その人が、もののけのうめき声をあげたり、恨み事をいって大騒ぎするのを、調伏するシーン。

六条の御休所が生霊となって現れる源氏物語の出産場面が重なる。

紫式部が、白楽天の『白氏文集』を読んで源氏の最初のシーンをかいたというので、そのもと文献の漢詩を読んだり、当時の住居や、衣裳を博物館資料から持ってきたり、染色の上村六郎の図録から、衣装の色の配色をみたりと、多角的な読み方で、日本の古典文学を楽しんでいる。

 『古事記』は今、北上教室で読み進めている。今、イザナギ、イザナミの国作りから、アマタラス、ツキヨミ、スサノヲが生まれたところまで来たとき、「これで、一区切りですが、どうしますか?違うことやりますか?」ときくと、「もっと古事記のお話がしりたいから、もうしばらく続けましょうよ」と受講生からのご要望。受講生に韓国の方もいるので、百済新羅高句麗などの歴史も彼女からときどき伺えて、内容がより深まり楽しい。発掘資料や、地図、奈良正倉院の品々の資料を見ながら、こちらも多角的にとらえて学んでいる。

 毎回、講座のために、私は、たくさん準備をしなければならないが、それもまた私にとっては、大きな学びにつながる。

 「生まれて、育って、学んで、働いて、家族を作って、老いて、死んでいく」古代から変わらぬ人間の暮らしの中で、何が私たちを豊かにしていくか、古典を学びながら、考えている。

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「恋する萬葉集」を不来方大学院で講義

 盛岡市の中央公民館が主催する高齢者大学は受講生150名。65歳から83歳までの方がいらっしゃる。今日はそこで講演会。「恋する萬葉集」の中の作品を中心に万葉集の概略や、時代背景、言葉の意味などをお話しした。

 漢字にある、音読みと、訓読み。これは、日本の言葉を意味を取って、中国の漢字に当てていく作業。万葉集や、古事記、日本書紀の時代は、ひらがなも、カタカナもなかったので、すべての読みを万葉仮名という発音を示す漢字にしてあらわした。

  なんて読むのかを、クイズを出しながら、進めていく。

たとえば、安・阿は「ア」、伊、以は「い」とした。でも二二「し」、十六「しし」、重二「しし」、八十一「くく」など掛け算の読み方を使った遊びの訓や、山復上有山で「出る」にしたり、白水郎を「あま」(海女の漁法の白水郎という中国の人々に、日本の意味の読みをあてた)読んだりする。

また、奈良時代の美人とは、どんな女性?髪の色は?体つきは?と質問。

律令制度や、納税の方法、納税品、防人の兵役などから、関連する歌もあげていく。また、そして、人妻に恋をする歌、夜這いのこない恋人を嘆く歌、お婆さんになって良い宵になってもあなたを嫌わず、恋心が増す歌、どこの美人かと思ったら、我が妻だったなんて歌も紹介。万葉集の歌も声に出して、読んでいただく。

 海行かばの軍歌や、旅人の酒好きの歌、浦島伝説、因幡の白ウサギのお話もする。

無名の遣唐使、遣隋使たちが、命をかけて、海を渡り、必死で学び、伝えた漢字たち。そして、写本を残して、命がけで保存して、今に伝えた人々。

こうして、万葉集を楽しめるのは、奇跡に近く、ありがたいことでもあるとお話する。

受講生の方々が、「ほーー」「ううーーん」など話や、和歌に感心する声を聞くにつけ、和歌を自分のこととして、面白がってくれる様子がわかってうれしくなり、思わず、流暢になってしまった。

 公民館の担当の職員の方は、元教員。「もっと早くに、ちはやさんのこういう古典のおもしろいお話をお聞きしていたら、きっと勉強も楽しかったなあ」「小学生や、中学生にきかせてやりたいですね」とおっしゃった。

 皆さんずっと私より人生の先輩だから、きっと和歌の楽しみ方も広がるはずとおもって、お話をさせていただいた。受講者の何人かに、「もう一度万葉集をじっくり読んでみたくなりました」と言われて、緊張していただけに、安心した。

 今晩は、大伴旅人のように、「何よりもまず、一杯のお酒」をうれしく飲もう。

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エロスにパッション!と環境問題

 個展の期間中に、素敵な獣医さんが、お忙しい中訪ねてきてくださいました。

その方は、私の「恋する万葉集」の読者でもあって、一度ゆっくりお話ししたいということで、お会いしてお話ししました。

お礼のメールが、しゃれているので、UPします。

「素晴らしい作品を、近老相混じった眼で直に拝見することができ感無量でありました。

さらには、ご本人とお逢いすることができまして、いたく光栄でありました。

えも言われぬ「オーラとユーモアとペーソスとエロスとホットなパッション」を

体感させっていただきました。

いずれの作品も、ちはやさまの沸騰する個性の放出であろうと改めて感服いたしました。

これからも、知性と感性に満ちた芸術の「分娩」をご期待申し上げます。

小生も、世にいうところの「アラ還」でありますが、

持ち続けたいと思うのはRoman夢とPassion情熱とAdventure冒険の心ですね。」

 どうです?うれしいくなっちゃいます。

獣医さんは、何人か知り合いがいるのですが、どの方もお話が、ぶっ飛んでいて、たのしいです。

 草刈りしていたら、蝮をちょん切ってしまったんで、生肝を取り出して食ったら、汗が噴き出て、目玉が飛び出しそうにひきつったとか、去勢した睾丸の刺身はうまいことったらないとかもうアンビバブー。

 でも、今回は、ちょっと怖い話もしました。

環境ホルモンの危険性。すでに、魚は、水質汚染で、両性化の奇形がでている。そして、
人の精子が奇形しているそうです。そして、数も激減。不妊の原因は男性が多くなってきているようです。しかも、獣医さんがおっしゃるには、男性の「中性化」が進んでいるとか。イケメンのタレントは、すね毛もなくつるつる、えらがなく小顔で、骨も華奢。また、ニューハーフはおねえ系が増えているのもその影響らしい。

 お惣菜や、冷凍食品、コンビニ弁当の添加物にはかなりの注意が必要。排気ガスや、排水汚染、電磁波も影響大。

環境問題は、調子づいた人類に、じわじわと仕返しを始めている自然界の動き。

おお、怖いこわい。

 「恋愛・交尾・受精・分娩・育児」の連鎖は本当に大切なんだと、実感してしまいました。

 

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ちはや個展も明日で終了

2009   7月1日からはじまりました個展も明日で最終日。Dsc01620シェフ,ジョアンの地元の食材にこだわった、特製ランチも大好評。手打ちのパスタは、冷たいマグロと枝豆のあっさり味、温かいパスタも季節の野菜中心で美味。大和和牛のミンチで作るハンバーグも大根おろしに青しそと、さっぱり風味。Photo_2

ギャラリートークには、お忙しい中たくさんの方がいらっしゃいました。

初日は、IBCテレビニュースエコー、岩手日報、毎日新聞、盛岡タイムスの取材もありました。

お花や、電報などもたくさん届きました。ほんとうに、華やかな個展となりました。

昼間の部は、20分ほど、いろいろ作品の背景についてお話ししました。

そのあと、ゆっくり個人的なお話もさせていただきました。

恋する萬葉集の原画は、「色気があっていいねえ、新聞とは、ぜんぜん違うよ」とお話してくださる方も何人かいらっしゃいました。

「ずっと、切り取って、スクラップしてるんです。続きぜひ書いてください」ともいわれました。

夜のトークでは、どんな人が描いているのか、知りたかったです。というお客様や、以前に講演会や取材でお知り合いになった方も来てくださいました。

「金も銀も玉も子宝に勝るものはない」という憶良の万葉集歌が、もっともいいという感想から、最澄の遺言のお話や、子育てのお話、読書、動物など多岐にわたるお話となりました。まるで、パリでようくされる、サロンのようで、気づけば、21時を回っていました。

 個展を通じて、アウトプットすることで、インプットも充実し、新たな出会いもあります。

たくさんの方々と時間共有できたことに、深く感謝しています。

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個展初日

さあ、個展初日です。

作品搬入は、月曜日に済ませていましたが、今朝は、開店前に微調整に作業服で、雨の中ママチャリダッシュで出かけていき、残りの作業をしていました。

すると、「こんにちは」とTV局の取材が!

新聞でもなく、ラジオでもなく、TVなんてありですか!作業服で、雨に打たれて、髪ぼさ×2なんですけど。でも、ありがたいので、取材を受けました。IBCのニュースエコーだそうです。

ちなみに、ジャングル大帝レオのTシャツです。尊敬する手塚治大先生の白いライオンだから動物の絵の展示には、まっいっか。

IBCの美人局アナは、ゾウのマオちゃんの絵に感動してくれました。なんでもマオちゃんが盛岡にお嫁入りした時の取材が初仕事だったとか。

「婿のタローはやる気満々なのに、まだ交尾できなくてねえ」(アナ)

「発情期に足が3本あるかとびっくりしましたよね」(私)

「ほんとうびっくり、見ましたかあ」(アナ)

と、早速スッゴイ話題で盛り上がる。そして、お気に入り作品は、「ばかっぷる」という、馬と鹿のラブラブな絵。カメラマンが大写しにしている。

全部で、何点?と聞かれて、「ええっと、どれだけだっけ」というと、数えてくれて、売り絵の小作品も合わせて、50点以上ありました。

「そんなに描いたんだあ」というと、笑いながら、「ふふ、かわいいですねえ」と言われてしまった。

どうも「かわいい」はアナの口癖のよう。しっかりしているようで、ボケてる私の評価かな。

カメラマンが細いのに、腕っ節が太くって、「かっこいいですねえ」というと「じつは、もとアフロヘアーでして。プー時代に、アメリカとタイを放浪してまして。」と。おもしろそうなカメラマン。もっとお話ししたいけれど、あたふたと開店。

 さて、さて、お着替えをして、化粧直しをしての、14時からの、ギャラリートークは、10名ほどの方が、いらっしゃり、いろいろ直にお話できました。八幡平市や一関市からもいらしてくださった方がいました大感謝!岩手日報や、毎日新聞や、盛岡タイムスの美人記者さんたちも、取材にいらしてくださいました。

 人より、動物の絵がすきなんですか?と、恋する萬葉集のファンという男性読者さんからは、言われました。そうですねえ、猫がスタートだったんですが、(阪神淡路大震災のときに、チャイティーで手書き絵ハガキ売って、動物救済してました)いろいろ描いてきました。今回は、盛岡の動物園やら、岩山のアトリエ近くにやってくる動物たちですが、言葉遊びのパロディーも描いていますし、盛岡らしい絵も描いていますよ。などなどお話して、あっという間の小一時間でした。

 また、恋する萬葉集の読者さんからは、「全然原画の方が質感があって素敵ですねえ!」とのご感想。

 そして、昼から2時間もいて、ランチもいただいたという方は、ちはや個展特製のオリジナルスペシャルランチに大満足。

話題の岩手県産肉のお料理や、地産地消の手打ちパスタは大好評の様子、今日の季節のデザートは、アイスクリームでした。これも美味しいし、ひきたて豆のコーヒーも香り高いとのこと。

 次回は10日の夜19時から、13日の14時からもギャラリートークします。10日は、お食事に加え、お酒もOKです。

絵ハガキや小作品補充に、毎日、一回は、シャトンに顔出すようにしています。

今回、オリジナル絵ハガキは、400枚準備しています。いろいろご覧になるだけでも楽しいですよ。

ぜひ、20日までやってますから、お店を覗いてくださいませ!たくさんの動物イラストが、お待ちしています!

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ちはや個展2009「愛しの動物たち」いよいよもうじき開催

さてさて、第5回めをむかえる今年の個展は動物たちがテーマ。

盛岡市動物公園のポスター原画をはじめ、動物たちを取材して描いた絵や、庭先に来る動物をウオッチングして描いた絵や、擬人化した絵など描いています。

また、恋する萬葉集の新聞連載した原画と、未発表の書き下ろし作品も。そして、人間の繁殖!?も描いています。

 R18なのですが、時代を超えた恋はヌードの方がわかりやすく、わたしは気に入っているので、今回も3点ほど描きました。

 今日は、シェフと打ち合わせして、どんなランチがいいか、あれこれアイデアを出してもらいました。かなりヘルシーで、美味しそうなメニューになりそうですよ。どうぞお楽しみに!

 そうそう、本屋で「てくり9号」をみた小学生の子供が「ええええ!ちはやさん!」と大声を出して驚いたとか。せっかくだから、その写真も個展会場に飾らせていただきます。だって、プロの写真は芸術ですから(ってモデルはちょっとねえって言わないでね)

 それから6月23日(火)午後5時40分から6時まで、FM76.9ラジオもりおかに出ますから、ぜひお聞きください。

 それでは、「ジョアンズキッチンシャトン」中の橋で7月1日から20日まで。火曜日休み。11時から19時まで。個展会場でお会いしましょう!

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ブリの骨が!まさかの歌舞伎講座初日

 13日はNHKの歌舞伎講座の初日。もう3か月もかけていろいろ準備していて、朝から、受講生にお会いするのを楽しみにしていた。ところが、息子が、晩御飯で食べたブリあら煮の骨をのどに刺してしまった、ご飯を飲みこませたりしてみたが、朝までやっぱり痛いと泣くので、耳鼻咽喉科へ朝一で連れて行く。つんと貫いてもらっておしまいのつもりだったが・・・。

 涙を流して、痛い検査をされたのち、「いやーこれは、のどの奥の溝にすっかり横にはまって突き刺さっていますから、ファイバースコープのある大学病院へいってください。すぐに、紹介状を書きます。」と医者。

「えっ?ほかっといたら取れないんですか?」

「絶対取れない位置です。しかも化膿して、呼吸困難になり、死ぬかもしれません。急いでいってください」

さあて、てぇへんだあ!てぇへんだあ!駆け付けた大学病院は大混雑。この時期の耳鼻咽喉科は、重度のアレルギー患者だらけ。手続きをすませ、事情を話しに息子を待合室において、NHKセンターへいく。

 新受講生は新幹線で遠くからいらっしゃった方もいて、みんなうきうきした表情。どうしたものか・・・。レジュメをお渡しし、自己紹介して、1時間くらいだけ講義することで、了解していただく。

講義が始まったら、もう、歌舞伎好きの私としては、話し始めたら止まらない。

段四郎さんの付き人時代の裏話やら、歌舞伎座の構造やら、隈どりの速さやら、気がつたら、1時間たっていた。ああ、息子は~いまごろ一人、心細くしているだろうなあ。

宿題で、白波五人男の「ツラネ」(名乗り)をご自分で、書いていただくことにして、みなさんに詫び、急いで、大学病院へもどると・・・。息子は泣きはれた顔で、しょんぼり椅子に座っていた。看護婦さんが、保護者の方がいないと、診察へは進めませんので、お父さんをお呼びしました。という。ヒエーことは大ごとに。きっと叱られる、子どもほっといてなにしてんだ!って。

 さあて、鼻から、スコープの管を通されて痛さで鳴く息子の手を握り、画像を見る、わあ、本当だ、すっかり橋渡しのように、横に刺さっている。強力なブリの骨。

 麻酔をして抜くことにるるが、この麻酔、のどに貯めて、5分間じっとして、吐かずに我慢。これが、気持ち悪いのなんのって。やっぱり3分で吐き出した息子。再度トライ。

そのあと、吸入麻酔もして、オペへ。「約束げんまんうそついたらハリセンボンのます!」って、こんなに痛い事なんだと息子の泣き叫ぶ姿を見て実感。

悲鳴の中、鼻から器具を通されて、のどの奥から取り出された骨。絨毯を縫う針くらいの野太いもので、びっくり!

 無事に摘出手術終了。

息子を抱き、さすり、なだめるわたし。

しばらくは、ブリもタイもお料理したくない。

大学病院の帰り道、岩手公園のほころびかけた桜の花が色好き、安堵で、ぐったり眺めていたら、「ねえ、おなかすいたよう」と息子。3時間は何も食べられませんよ。子供はたくましいねえ。あたしゃもの食う気力もないわさ。

のどにものがすんなり流れていくって、幸せなことなんだなあ。

歌舞伎の江戸時代だったら、どうなっていたか。子どもっていつどうなるかわからないから、「じゅげむ」なんてめでたい名前をつけたんだねえ。

 10歳くらいまで育てて、忠義のために我が子を君子の身代りに殺してしまう松王丸や、政岡のお話が歌舞伎の演目にあるけど、私は、絶対出来そうにないわ。

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最終回の万葉集と岩手日報学芸部

 今日で、岩手日報夕刊連載は最終回。担当の記者さんも整理部に移動で、今日は、学芸部あげての昼食会に招かれました。

 盛岡のとある会席料理屋の個室。上座に案内されて、恐縮することしきり。部長さんや、デスクなどお歴々の中、ささ酒で、乾杯。3年半の連載を終えて、皆さんからねぎらいやら、感謝のお言葉をいただく。掲載紙と花かごを渡され、私もひとことといわれ、いっぱいの感謝の気持ちを述べる。

 そもそもの連載の起こりから、担当者の変遷、それにまつわるエピソードなどなど。つい饒舌になってしまって、徒然草や歌舞伎のお話まで及ぶ。学芸部のみなさん教養の深さを雑談のなかでうかがう。ほんとうに、楽しく、気持ちよく作品を描かせていただき、こちらこそお礼とお花をお渡ししたい気分。

 今日は、花巻東も勝って、みんな気分がいい。

万物は流転する。それでも人は向学心を持って成長をしてゆける。

岩手日報の連載の中で学んだ多くのこと。それは、これからどんな風に変化し、流転していくのか。さらなる変容と発展を楽しんでいこうと思う。

 

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歌舞伎三昧

 あーたっぷり東京で歌舞伎を久しぶりに見てきました。

東宝東劇のシネマ歌舞伎「刺青奇偶」、新橋演舞場でスーパー歌舞伎「東海道一人旅」、歌舞伎座で「元禄忠臣蔵」、筋書きやら、歌舞伎グッズを購入。神田古書街で歌舞伎関係、古典文学の本をあさり、もうもちきれません。

 ついでに、巣鴨のとげぬき地蔵尊で、お地蔵さんを洗い、湯島聖堂で孔子廟を拝み、お茶の水のロシア正教会でイコンを拝みーの、横浜ズーライアまでいっちゃいました。

久しぶりの東京一人旅。楽しかったー!

これから、順々にご紹介していきますね。

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美術館でしりあがり寿さんのWSに参加

2009_007 でっかい墨絵を描こうというWSに参加した。

しりあがり寿さんは、ものすごい早描き。考える前に描け!直感や無意識をデフォルメして!という。墨の濃さもどんどん捨てながら調節する。私は、ちまちま描くので、開眼することも多い。2009_008 

2009_016宇宙船に乗るとき持っていくものの絵を想像して参加者で分担して描いていった。完成すると、ひとりひとりにコメントをつけてくれるしりあがりさん。

実は、彼は、サービス心もいっぱいで、ちゃんとほめてくれる。私にも「絵、うまいですねえ。引き出しがいっぱいあっていいですねえ」と言ってくださった。

やじきたの映画も大好き、課長やOLものも面白い。その感性の源はなんだろう?彼の超ナンセンス、漫画は、好きで読むと、疲れが取れる。即興のたのしさかなあ。

このデカ墨絵は、今月末に展示されるそうですよ。

 しりあがりさんの『マンガ入門』(講談社新書)は、かなりおもしろく業界の本音はうかがわれて興味深いです。

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江戸千家のお茶稽古

Kakejiku_in_newyear   床の間というものは、四季の中で暮らす日本の精神世界を凝縮しています。これは、我が家のお正月。

 今日は、茶道のおけいこでした。博物館の学芸員をしていた頃、日本美術の展示の際、茶道の心得がないと、うまく展示できません。美術品を見る目がないと、鑑定もできません。そこで、習い始めた茶道。かれこれ10数年も続けています。最初は、名古屋で表千家を、途中育児でお休みしていたものの、盛岡に来てからは、江戸千家に通っています。

 何度も何度もお手前を忘れては、先生に教えられ、なかなか覚えられません。これで、茶通箱の資格をいただいたなんて、どうしていえようかと思います。でも、最近になって思うのですが、四季それぞれで、お道具も、お花も、飾りも違い、お菓子も、お茶のたて方も違うことに、しみじみと楽しみめばいいのです。暗記しようとせず、からだが、気持ちが感じて、動けば本物でしょう。今日のお稽古では、お茶碗、お茶杓、お茶入れ、掛け軸、お茶花、お菓子にはすべて梅の花のデザインで、取り合わせがされていました。

 「道」とつくものは、終わりがない、精神修行。茶道、華道、香道、柔道、合気道、剣道などなど。死ぬまで続けても、けして終わらないもの。

 毎朝、外からやってくる猫のために置いてある水が、今まで凍っていたのが、今朝は解けていました。ぴちゃぴちゃと野良猫が飲んでいました。

 午前中、お薄のお手前をしていたら、お茶室の屋根から雪解けの水が、鴨居を伝って流れる音がリズミカルにしていました。しゅんしゅんとなる炉のお湯、柄杓で汲んで、茶碗に注ぐと、とろとろと音がして、同じ水でもこんなに違うのかと感心しました。

 私たちは自然の中に生きて、生きかされています。

 もてなしのこころが、茶道の基本。思いやりの心は、さまざまな形で様式美として受け継がれていることを、毎回新鮮な驚きをもって実感しています。

 先生からいただいてきたかわいい黄色い花のみずきと、梅の花を我が家の床の間に生けました。

 掛け軸には、万葉集の梅の歌。

 早春の香り。

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HP虹色の部屋閉鎖のお知らせ

2004年から開いておりました「ホームページ虹色の部屋」は、PCの不具合により、

今月末をもって、閉鎖します。約2万人の来訪者がありました。本当にありがとうございました。私の人生の一部の記録でもありました。

 これからは、このブログの方でいろいろ発信していきたいと思います。

どうぞよろしくお願いします。

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NHK文化センター盛岡/北上教室の新講座生と会員募集中

2009年1月から、NHK文化センターの「声に出して読む名歌名文」がまた、始まっています。

今年初日の9日は、まず、「日本語で遊ぼうかるた」をして、遊びました。

今回から、新しく入られた会員は2名。お正月のそれぞれの過ごし方のお話をお聞きしながら、和やかな講座がスタート。

 そのあと、山上憶良の経済格差社会の歌。歌舞伎の「三人吉三郭初買」を取り上げました。

 「こいつは春から縁起がいいわい!」

と、皆さんで大きな声でいってみました。

 そして、今年の毎日新聞岩手版の1月1日正月特集号の私の記事から、大伴家持の「夕暮れ」の万葉集歌を解説。

 話題は、方言や、古語に広がり、和やかで笑いもあるゆったりした時間でした。

 今、受講生は、まだまだ少ないです。16日から始まる北上教室は、4人。

どうか、もっとたくさんの受講生をと、募集中です。途中からの受講もできます。

詳細は、こちら。 http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_475199.html

お待ちしてまーす!

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源氏物語とちはや

 今日、岩手日報で、源氏物語と私についての取材を受けた。万葉集の連載があり、現在NHK文化センターで古典文学を講義しているからとのこと。

「源氏物語は今年で成立1000年。今なお読み継がれ、研究される魅力は」なんですか?との質問。

 コミック「あさきゆめみし」は全巻高校で読み、女子大で源氏物語の講座を取って、大学院で源氏歌合せの講座をとったため、少し深く学んだ。

 注釈書、訳書なども一通り読んだが、それはずいぶん前のこと。

今回、取材依頼があって、もう一度読み返してみたら、「深ーい男女の感情」がこの歳になって諸諸共感できて、面白い。

 たんなるプレイボーイではない、まごころある源氏のふるまいや、イカシタ和歌のやり取り、漢籍を踏まえた内容など、教養も並みたいていではない、紫式部の描写表現にため息。

名古屋で学芸員をしていた時に、徳川美術館の国宝源氏物語も見たり、室町時代の青表紙本を実際に触って展示したことを思い出した。お寺の寺宝だったり、良家の御輿入れの道具だったりして、教養の書でもあった源氏物語。

 私も、紫式部が箒木の巻 雨夜の品定めで書いているように、

「知性と教養があり、品よく、趣味の良い、奥ゆかしいく、強さもあり、美しさのある女性」になりたいと思う。

記事の掲載は来週木曜日12月11日岩手日報だそうです。お楽しみに!

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増沢塗の国産漆で摺りうるし

2008_016 大東町の教会建築で使った貴重な栗材の端材をいただいたので、そこに「アトリエ虹色」と木彫をしてみました。とっても固い材だったので、何日もかかってゆっくり彫り上げました。

 そのあと、増沢塗の最後の継承者、及川氏から分けていただいた国産漆をすりうるししてみました。摺り漆は、木地に摺りこんでいくだけで、素人でも簡単にできる工程です。 

3年ほど前に、職人について、大野村の木器をすりうるししたことがありましたので、要領はなんとなくわかるのですが、そのとき、手袋を取る段階で、地肌に触れてしまい、ひどい漆かぶれになりました。病院へ行って注射して、飲み薬に塗り薬で痒さはどうにか治まったものでした。

 今回は、とっても慎重に、ゴム手ぶくろと軍手をはめ、和紙、古ストッキング、割りばしなどを駆使して、木彫の看板と、秋田杉の白木のぐい飲み、木曾檜のぐい飲み、そして、ずっと使っていたために、剥げてしまった増沢塗の塗箸や、春慶塗のお椀にも塗ってみました。

最初は黄土色だった漆が、塗っていくと黒くなっていきます。酸素に触れて、空気中の水分と結びつくとこうなっていくようです。

漆の美術館の学芸員をしていた時は、毎日工房で漆のにおいをかいでいましたから、なんともいえないあの国産漆のにおいがアトリエ中にたちこめてきたときは、懐かしくもありました。

写真は乾燥中のもの。(ごめんなさい毎日新聞さん、漆まみれです)

よーし、今回は、かぶれないぞ!とおもっていたら、1日たって、ほほの一部と、手首がかゆくなりはじめました。よくよく思い出すと、ずれた眼鏡をずり上げるときと、漆の浸みこんだ和紙を捨てる時に肌に漆がふれたようです。ぜんぜん見た目はわからないくらいだったのに、しつこいのですよ、つくと漆は。

 以前よりは免疫がついてひどくはなってはいませんが、やっぱりかゆいです。アレルギーの人なら、きっとすごいことになっているのでしょう。青森の三内丸山古墳で、縄文時代の漆の発掘資料がでることを考えると、こんな身の危険をおかしてまで、漆を木地に塗った古代人たち。塗られたものが、水をはじき、虫を虫を寄せ付けず、酸化を防ぎ、丈夫で、保存に最適という効力が、いかに大きかったかが、おのずと知れます。

 ビニールや石油塗料にはない、深い味わいを漆器からはうけます。使い込むほどにつやを増すものいいです。何度も修理できるのが楽しいし、ずっとものを大切にしようという気が起こります。 かゆさに耐えて、これでも懲りずに、また塗ってみようと思ってしまうのです。

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桜川ちはやさんこれが露出度限界の万葉集ですよ

 好評連載中の「恋する萬葉集」(岩手日報夕刊隔週火曜日)の明日の記事は、冬枯れの秋にちなんだ作品。万葉集の歌は、なんてことないけれど、ちはやのオリジナルショートストーリーと、イラストは、結構思案したもの。

 編集の学芸部担当者は、最近はノーチェックですが、(以前はけっこう書き直しさせられました)念のため、デスクにも確認を取ってもらいました。

 すると、「今回がマックスですね。これ以上は、きわどくなりますから、要注意ですよ」と案の定いわれてしまいした。

 どんなイラスト?って、明日の11月25日付け夕刊をご覧くださいませ。

美しい作品と思っていますが・・・。うーん、これからどこまでいけるかなあ。もっともっと実験挑戦したいんだけど。

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NHK文化センター盛岡の古典講座のこと

 今日はNHK講座の日でした。万葉集の中の巻16にある、歌垣で男女が集っているなかで、鏡のようなうつくしい女がいた。よく見れば、我が女房だったというおノロケの和歌をとりあげました。

 先回取り上げた源氏物語の桐壷の巻に絡めて、白楽天の「長恨歌」という漢詩も読んでみました。玄宗皇帝と、楊貴妃との恋物語。

二人の出会いは?年の差は?どれほど美しいの?

唐時代の後宮の仕組みは?楊貴妃の本名は?

皇帝の朝の仕事始めの時間は?楊貴妃の仕事は?

どんなことして遊んだの?皇帝を惑わす女ってなにしたの?

どんな殺され方したの?その後の玄宗皇帝は?

そして源氏の帝も同じように・・・・。

などなど、台湾で以前に手に入れた玄宗皇帝作曲とされる霓裳羽衣曲の音楽もCDでききました。

そのほか、枕草子から、「どきどきすること」を読んでみました。

清少納言がドキドキすることってなんでしょう?

2時間ぶっとうしの講義でもあっという間。

50・60・70代の受講生からは、「たのしい!ほんとうにおもしろい」と口々に感想をいただいて、わたしも楽しい時間でした。だって、おもしろい!と思うことをやった方が勉強って身につくもの。

まだまだNHK文化センター盛岡では、受講生は募集中ですよー!

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紫波町上平沢地区で読み聞かせの講演会

 岩手県紫波町産の木材を使った、白木天然木の校舎、机、イス、ロッカー、床そして太い梁のわたる高い天井。上平沢小学校は、そんな素敵な学校。一学年1クラス25名ほどのゆったりしたクラス。音楽室はまあるいドーム型で音が教会のように響く。図書室わきには畳コーナーもあり、座布団がつんであるアットホームな空間もある。なんてうらやましい。もう一度小学生に戻りたーい!と思わせる。

 ここの近くの公民館で、「親子読書推進」の教育振興PTA講演会が夜に行われた。70名近い大人の人たちがお忙しい中お集りになりました。

 手遊びや言葉遊びをしたり、落語の「たのきゅう」を太鼓やゴビジジュエンというバリの民族楽器を使って読んだり、とびだす絵本POPUP絵本をひらいたり、日本の昔話の「ちゃくりかきふ」を素話したりしながら、生の人間同士のコミュニケーションの大切さをお話しました。もちろんわたしのドタバタ子育てや虹色の部屋でのできごともまぜながらの、1.5時間でした。

 講演後「いやーおもしろかったー!いつも孫が来ると、TVやゲームさせて大人は別でしゃべっているが、そういやあ昔は、お話聞いたり、竹で工作したりなんだかんだと一緒にやったもんだなあ。絵本もいいもんだねえ。今日はいいお話を聞いたあ」と年配の男性の方がおっしゃってくださった。

 IT化が進んで便利になっていく中で、急速に失われていく人間のまごころや気遣い、ことばの大切さなどを気づかされたという方もいた。

 万葉集のお話を今度はぜひ!子供たちにも読み聞かせをぜひ!などというお声もあってうれしい限り。

 わたしももっともっといい本に出会って、それを伝えていきたいという気持ちになりました。

 さて、23日は宮城県の県境、室根町で大人のための読み聞かせ講演会です。

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長い恋の終わりみたい・・

個展が終わりました。約一か月の長丁場でした。準備は、4月からはじまり、作品制作、渉外活動、お芝居の台本かきや、稽古、そのほか料理のプロデュースやら、今回はもりたくさんで、今、長い恋が終わったような、喪失感と、成し遂げた充実感でぼーとしてます。

 今日、シャトンにオリジナル絵ハガキの納品にいったら、常設展示になっていて、お客さんもまばら。「ちはやさんの個展の時は、連日まんいんだったのにねえ」といわれ、少しでもシャトンに貢献できたことが、うれしくもあり、さみしくもあり。

 お忙しい中、個展に足を運んでくださった方々に、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

今日、ライブ万葉にあそぶを見に来てくださった方にお会いしたら、「自分の中で新たな世界が開ける感動を得ました。見に行ってよかった。ありがとう!」とうわれ、とてもうれしかったです。

TVニュースや、新聞記事をご覧になった方々の中には、「いったいちはやさんて、なにもん?」という質問も多々でしたが。

これからも、あくなき芸術探求を続けていきます。

みなさん、これにこりづに、お付き合いください。

まずは、新たな恋の始まりに期待しつつ。感謝です。

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それはあなたの才能ですよ

 2008_004 シャトンでのギャラリートーク最終日に、素敵な方々が来てくださいました。前から私のことを応援してくださっている方、わたしの作品をコレクションしてくださっている方、そして、初めてお会いする方。

 今回は、「今日の日を楽しみにしていました」という品のある白髪の70代の男性も来てくださいました。岩手日報連載の恋する萬葉集を毎回楽しみになさっていて、いったいどんな方が書いているのか、是非お目にかかりたかった。とおっしゃり、岩手山のふもと八幡平の温泉郷から足を運んでくださいました。読むたびに若返るともおっしゃいました

 一つの和歌から、どんな風にこんなお話が生まれるのですか?これは実体験からですか?などなど質問を受けました。

 聞けば、その方は水彩画家で、盛岡市内の百貨店で個展をされているとか。また、国学院大学で万葉集を学ばれたと。

そんな大先生に私のつたない絵を見ていただくなんて、恐縮。特に大学で先生について学んだわけでもないのに、というと、「絵は誰かに学ぶものではなく、その人の個性が自然にでるもの」といわれ「それよりも、あなたの文章は、才能ですよ。毎回感心しています」と最大級のおほめの言葉。

 文献を調べて、文章を書くのは、とても孤独で、地味な仕事。それが、新聞紙上に載ると未知の人たちに見ていただける。そのありがたさを実感しました。

 この話を新聞社の担当記者にお話したら、記者さんもまた喜んでくださいました。

それから、翌日、私がシャトンにいないときに、高齢のご婦人が、ギャラリートークに日にちを間違えていらっしゃったという。私に会えないのをずいぶん残念がって、また来年も個展をなさいますか?とおききになり、「でも来年まで生きていられないかも知れない」と弱弱しくおっしゃったとか。

 私もお会いできなくて残念でした。そして、こういった方々の期待にこたえられるように、より心に残るいい作品を生み出していきたいと強く思いました。

 さて、恋する萬葉集は、9月30日、10月7日の連続掲載です。お楽しみに!

また、「ライブ芝居 万葉にあそぶ」の報道記事は、9月29日の岩手日報朝刊くらし欄に掲載予定ですよ!

 

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いよいよ本番「万葉あそび」!

 昨晩はシャトンで、ゲネプロでした。

3か月前から企画して、練習をはじめ、毎日あれこれ考えたり、やったりしているうちに、この日を迎えてしまいました。

 お芝居という創作活動に、今回初めて本格的に関わってみて思うのは、舞台は、「総合芸術」ということです。役者はもちろんのこと、脚本、演出、音楽、衣装、照明、音響、道具、メイクなどさまざまな分野のかかわりがあって、一つの舞台が出来上がるから。

 今回は、小さなレストランで、4人で行うものですが、それでも、それぞれの知恵を出し合い、たった1時間ほどの時間を宝石の時間に変えていく作業を繰り返しました。

 出来は、見ていただいてからの観客の判断ですが、役者たちだけが盛り上がってしまうような素人演劇ではなく、本物の役者さんは、職人芸であり、あとから思い返しても記憶に残る作品を作っているのです。

 仕事と、家庭をもちながら、それでもこの「芝居つくり」を続けている人々が、実はいっぱいいるのは、その中に、生きる喜びのエッセンスがあることをほんの少しわかりました。

 さあ、いよいよ本番です。気合いを入れていきます!

当日券はまだまだあります。ぜひ、今日明日、盛岡シャトンへお越しください。14時半からと、17時半からの開演です。(当日券1700円ドリンク付)

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個展の新聞取材記事とお芝居

080906 早速個展初日に、毎日新聞の取材があり、記事になりました。UPしますね。

昨日は、盛岡タイムスのこれまた美人記者の取材を受けました。頭の回転の速い彼女は、どんどん質問を浴びせ、たくさんの話を聞いてくださいました。1時間の取材後は心地よい疲れが。今日か明日の記事になります。

 そのあと、来店なさった画家のB先生。いきなり、「おお!ちはやブラボー!」と叫んで、「ままあ、座れ、いっぱいベアレンビールでも飲みながら、いろいろ語ろうや」。

 先生は、私のヌードの絵が気に入っていらっしゃるようで、でもその絵の制作背景や、ぼかした手の先の動きのありさまなど、結構きわどい話をきかれて・・・・。

 女性が女性のヌードを描くのって、美しさを追及してしまうんですが、男性は、エロティックさを求めるのかしら?

 20,21日のお芝居「万葉あそび~戀~」では、糸にまつわる恋の歌の数々を俳優の動きで見せていきます。かなり洗練されたエロティックさもそこにあり、稽古の時は、厳しく演技指導されているのですよ。

 私は、振られ女と嫉妬に狂う女。ダンスも少し。

狭い店内の舞台は、お店のカウンター前4歩間。

情緒豊かなヴァイオリンの米倉久美さんの生演奏。白熱の演技のおおしだまごさんと、THOHRUさん。臨場感ある贅沢なお芝居です。(両日とも14:30~と17:30~の2ステージ)

チケットは、シャトンでも、MAGO企画でも、わたしのアトリエでも扱っています。(1500円ドリンク付・当日1700円)

 ただいまシャトンでは当日精算券も置いています。

展示中の作品の和歌もお芝居ではたくさん扱います。

ぜひ、一度個展をご覧になって、お芝居に足をお運びください。2倍も3倍も楽しめること間違いナシ!

 シェフの「万葉美人ランチ」は、それはオシャレでおいしいですしね!(14日から19日限定メニュー)

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NHK文化センター盛岡の新講座生と募集中

  Nhk10月からNHK文化センター盛岡教室で、「古典文学を読む~声に出して読む名歌・名文~」という講座を始めます。月2回第二・四金曜日10時から12時まで。

文字で伝えられるよりも、言葉で伝えられた歴史が長いので、声に出すと、体の中に言葉が、響いてくるのを感じます。

 長い間伝えられた文学には、それなりの叡智もあります。

毎回、私が、「これはいい!」と思った名歌・名分を選んでテキストを作り、わかりやすく楽しく解説もします。

言葉磨き、人間磨きに、ぜひ、受講されてみてはいかがですか?

お申込みはNHK文化センター盛岡(019-622-6611)まで。http://www.nhk-cul.co.jp

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個展はじまりました!

 今日から盛岡シャトンで、私の個展がはじまりました。第一号のお客様は、毎日新聞盛岡支局のN記者でした。彼女は先日世界遺産登録のからみでカナダのケベックに出張したとても優秀で美しい女性記者。ドイツに留学経験もあり、ベルリンのクリスマスも懐かしがってくださり、気がついたら2時間もおしゃべりしていました。

個展会場には、20.21の「ライヴ万葉にあそぶ~戀~」の当日精算券も置いてあります。

また、この秋10月からNHK盛岡文化センターで行われる、私の「古典文学を声に出して楽しむ講座」の募集受け付けも始まっています。

ぜひ、美味しいランチがてら、シャトンにお立ち寄りください。

力作40点がお待ちしています。

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もっと刺激的な絵を

 来週から始まる個展のご案内はがきをお配りしています。直接お会いできる方には、できるだけお会いして、お話してお渡ししたほうがいいと思い、職場にお持ちしたり、ご自宅にお届けしたり。

 男性の方がたは、「最近の恋する萬葉集ちょっとおとなしすぎるんじゃない?もっと刺激的なのかいてよ」

 「岩手日報で規制はいってるの?子供向けにしろとか」

「文章よりも、まずは、イラスト見るから、それから、読もうか考えるんだよ」

「和歌なんかあんまり読まずに、ちはや訳から読むもんね」

ちょっとオヤジ!スポーツ紙のエロ記事じゃないんだから、文学の香り高い作品にしているつもりなんだけど。

 それでも、つい、「そうですかぁ?じゃあ、次回は官能的なの描きますよ」

なんて言ってしまった。

 さて、どうするかなあ。次回の和歌は聖武天皇に奉る歌なんだけど。

9月の第二火曜日9日の岩手日報夕刊をお楽しみに!

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ちょっと演技良くなってきたじゃない?

昨日、休み明けの芝居の稽古があった。

男優のTHORUさんは、1週間ちかく、南米ペルーの遺跡に行ってきたので、そのお土産話で、花が咲いた。

 高山なので、気圧が違い、息が苦しくなることや、向こうでスペイン語でどう話したか、デルタ航空は「チキンORパスタ?」のチョイスしかない、80歳の姉妹や、20代に全米バックパッカーした中年女性がいた、世界遺産のインカ帝国は、巨大で、崩れかけていた、手すりも何もないから、危ない危ない。そして、「まっ一度あんたも行ってみて、いいよ」だって。

 アメリカ大陸は行ったことないんだよね。

足腰感性元気なうちに、いってみるかな。

ところで、そのあとの稽古でなにげにやった演技が、「今までで一番良かった」と演出のまごさんに褒められた。THORUさんとの絡みシーン。

 うう、あんまり考えなかったから、覚えてないよう。

そうそう、それから、昨日は、衣裳ができて衣装合わせをしました。

おお!万葉人復活!面白くなってきましたよ。

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個展のご案内はがきできました

Scan10013  いよいよ、9月6日から私の個展が始まります。今回は「私とドイツと時々万葉集」。

先日DMはがきが出来上がり、今週から発送、配布が始まりました。その数なんと2000部!

 会場のシャトンは勿論、盛岡市内のギャラリーや平金パステルカン、東家全店、アイーナなどにも置かれます。

9月20.21にお芝居もあるので、劇場、ホールにも配布されます。

イラストは、正倉院宝物の中から、瑠璃玉や、玉、金の装飾品を調べ、天女に着せて空を舞っている構図です。お化粧も奈良時代の貴族にしてみました。

どうぞ、御手に取ってごらんください。そして、ぜひ、個展やお芝居にお越しください。

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役者の力量

 万葉集のお芝居の稽古が進んでいます。

演出のおおしだまごさんが演技指導をし、それぞれの意見や、気づきを出し合いながら作り上げています。おおしだまごさんは、青年座俳優養成所の出身で、イギリスシェークスピア演劇アカデミーの講座も受けている女優。男優のTHORUさんは、岩手大学の演劇部出身で、長くお芝居の現場に携わっている若手。

 バイオリンの米倉久美さんは、地元の楽団員で、教室を主宰しているプロ。こんな曲をというイメージをすぐに音に出して表現できてしまう。

 私は、芝居つくりは自分がかかわるには、大人になってからは初めて。毎回の稽古現場が面白い。どんどんはっきりと3次元になっていく万葉集。

 ところで、私にも、ちょっとした役が付いていて、それが、「思い込みの激しいかわいくてバカな女」と「嫉妬深い怖い女」。万葉集にはこんな歌はあるのだけれど、演じるのは大変。素の私とじぇんじぇん違うキャラだもの。でも、俳優は、まったく違う人の人生や人柄を演じるもの。先日の稽古も駄目だしばっかり。いったいどうしたらいいのーー。と悩んでいます。

 こういう経験をすると、TVや映画をみていても、見方が違ってくる。イッセイ尾形の一人芝居なんかすごい!と思うのは当然で、最近は松山ケンイチくんの主演映画「L、ドルフィン、ひとのセックス、デトロイトメタル~」も若いのにすごいと関心。俳優としては当然のことだけど、それでもすごいと思ってしまう。人や、作品を批評することは簡単だけど、じゃあ自分でやってみろといわれたら、できっこないことだらけ。

 謙虚に、感性を磨くことって、大変だけど、おもしろい。          

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8月9月の予定

7月31日 13:30~15:00 陸前高田市乳幼児学級講座

  「言葉の広がりと発達 お話と遊ぼう」

8月1日 10:00~12:00 陸前高田市 学校図書館協議会読書指導研修会

  「ヤングアダルト世代への読み聞かせ」

 (お問い合わせは、陸前高田市教育委員会へ)

8月24日 10:30~12:00 虹色の部屋おでって講座「お話・読み聞かせ・アートの部屋」

     きり絵で絵手紙 (色鉛筆・はさみ・のり・新聞紙) 参加費1200円

     盛岡市プラザおでって 5F生活アトリエ

9月6日~29日 桜川ちはや個展  「私とドイツと時々万葉集」

     盛岡市中の橋 ギャラリー喫茶シャトン(019-653-0234)11時から19時 火曜休

9月10・18・26 14:00~14:20 ちはやのギャラリートーク シャトンにて

9月14日~19日  ちはやプロデュース シェフジョアン特製 「万葉美人ランチ」(1000円)

            一日限定10食  地産地消のマクロチックでヘルシーなフレンチ

9月20,21日    お芝居 コラボレーションライブ 「万葉にあそぶ~戀~」

           万葉集をお芝居とバイオリンにのせて贈るライブ(かなりおもしろいよ)

            ①14:00開場 14:30開演  ②17:00開場 17:30開演

            チケット 前売り1500円(当日1700円)ドリンク付

   

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「日本美術一期一会」展はでかい

 岩手県立美術館のベルリンアジア美術館所蔵の日本美術展に行く。

どでかい屏風もあれば、直径1ミリの文字を書き連ねた経のミニミニ巻物もあり、面白く拝見できた。

 幕末から戦争時代に突入するあたりに、日本からかなりの美術品が海外に流れたことは、有名だが、巻き物も、掛け軸も、和本も全部ばらばらにされて、絵や書として、値をつけられ、切り売りされてしまった。今回も最初から、扇面やうちわ絵などデザインとして使われているものもあれば、切り売りのものもあった。

 屏風絵は、六曲1双で、折り曲げておくことで、絵の奥行をつくり、景色を立体的に見せるもの。でも、欧米にわたったものは、タペストリーのように、ぴっちりとのばされて壁に貼られる。掛け軸は、床の間に1軸かけて、生け花や、香炉などの取り合わせを楽しむもの。でも、節操無く何枚を並べてかけている美術館もヨーロッパでは結構見た。

 美術品は、人々の暮らしの中、その国の文化の中にあって成り立つ

先日行ったベルリンの世界遺産になっている博物館島には、多くの建物があるが、そのすべてが巨大で、高さも、広さも日本の住居とはかけ離れている。そのなかで、鑑賞の耐えられるものは、でーんと大きな日本画や屏風、反対に、目をうんと近づけて見る極細密画などが鑑賞するには効果的。

 今回の里帰り展で、日本人の鑑賞者は、作者や作品そのものを味わい、かつ、そのものが置かれてあった歴史の中の場所をきっと想像してみていたはず。そういった楽しみかたもまたいい。

 作品のセレクトに、文化の違いの面白さを感じた。

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ユタと不思議な仲間たち

 劇団四季の「ユタと不思議な仲間たち」を7年ぶりにまた観た。いじめがテーマとチラシがうたっていたけれど、7年前は、そんなことなく、二戸が舞台の東北弁の和製ミュージカルがうりだった。今は、児童向けの単行本がでているが、三浦哲郎の原作も、文庫本でしかなく、それを読んだ。

 当時幼稚園の年長だった娘は、舞台を見て以来すっかり、ユタに恋をしてしまって、ファンレターもかき、CDを毎日聞き、TVで放映したものをとったビデオを擦り切れるまで何度も何度もみて、本当に擦り切れてだめにしてしまったくらい。幼稚園でも大声で「この俺のうまれだどごわよ、ぺんぺんぐさがさいじめんに~♪」と歌っていた。

 それから、毎年、四季の舞台は子どもと観にいっていたが、ユタより勝って感激するものはついに出なかった。そして、今年、役者はかわったけれど、作品は変わっていない待望のユタを観た。

 オープニングが始まったら、「なつかしー!」と口ずさみだした。驚いたことに、姉といっしょにCDやビデオしかみたことのない息子までが、そういい口ずさみだした

 あらためて、作品を観ると、教師の先生は、今の教師のように「傾聴・子供の目線で・カウセリングマインド」なんてこれっぽっちもなく、威圧的で滑稽。ユタへのいじめも身体的で現在のネットいじめのような陰湿さはなく、からっとしている

 大飢饉で殺されたり飢え死にしたりした座敷わらしは、ユタの「命があって生きている」ことを憧れる。自然の巡りを知ったり、喜怒哀楽や心体の成長の喜びやらは、命があってのものとうらやむ。

 たぶん、これが、この作品の大きなテーマだろう。いじめなんかよりももっと大きな。

 帰宅してから、毎日また、CDをひっぱり出してきては聞き始めた子供たち。

 二戸の金田一小学校へ講演会にいったときに、金田一温泉駅には、ゴンゾやヒノデロたち座敷わらしのイラストが描かれていた。歴史で東北の大飢饉のむごさも、近所の北上川の間引き地蔵尊もみたりして、お話の舞台がすぐ近くにあるということもわかってきて、それも子供たちハマる一因でしょう。

 我が家は、東北弁ミュージカルソングが歌えるおかしな一家に成長している。

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恋する萬葉集が3次元に 

 9月6日から29日に個展を開く準備をしています。「わたしとドイツと時々万葉集」というちょっと欲張りなタイトル。今回は、恒例の新聞連載の原画のほかに、ドイツの旅行記も展示します。

 そして、9月20,21日「ライブ 万葉に遊ぶ~戀~」というお芝居も4回公演で開催します。

恋の歌を地元の俳優さんたちとヴァイオリニストが織りなすもので、私は、案内人として登場します。

 昨日は、第一回めの稽古がありました。1か月以上前から、万葉集歌を選び、脚本を練って、台本を作ってきて、はじめての「読み」稽古。

 歌の心情や、解釈を最初に私が二人の俳優さんたちに解説して、気持ちを読み取っていただきました。

 さて、いざ、本読みにはいると、もう鳥肌がたってしまいました。

だって、役者がずごいいいかっこいい!おなかの底から言葉がでてきて、いきなり恋人同士なってしまう役者。いままで、2次元で原稿書いていたわたしは、現実に現れた万葉人に圧倒されてしまいました。

 お衣装や小道具が少しずつ準備されてきて、これから、音が入るとますます現実味を帯びて形になっていく万葉集。

 期間中は、万葉集の時代の食材をつかった、「万葉美人ランチ」を天才シェフのMr.ジョアンが考案してくださることになっています。

 絵と和歌、エッセイに、お芝居、音楽、そしてお料理。芸術のコラボレーションがこの秋、盛岡に誕生します。

 いままで、一人でもくもくと書物と仕事をしていたわたしは、わくわくしながら、いろいろな分野の人たちとアート作品を作り上げる楽しさを今、味わっています。

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これからの6月予定

・6/11(水)9:00~盛岡市保健所1.6歳児健診 絵本読み聞かせ

・6/14(土)9:30~盛岡市立桜木小学校5年生親子レク

             「ちはやさんと古典を遊ぼう!」講座

・6/15(日)14:00~虹色の部屋 変わり白玉団子作り プラザおでって5F

・6/19(木)10:00~岩手県立図書館にて 絵本勉強会がらがらどん

・6/20(金)10:00~盛岡市津志田保育園 親子で伝承遊び講座 講師

・6/26(木)10:00~盛岡市立図書館 読み聞かせボランティア養成講座① 講師

 恋する萬葉集の掲載日)3日・17日(火)岩手日報夕刊

速報予告!! 今年秋9月6日~29日 盛岡市ギャラリー喫茶シャトンにて、

「桜川ちはや個展 私とドイツと時々万葉集」開催予定。

そして、今回は9月20,21日両日地元の俳優や音楽家たちと「恋する萬葉集のお芝居」も予定しています!乞うご期待!!

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お茶会のお手前で修行

Photo  久しぶりにお茶会でお手前をしました。練習やイメージトレーニングはしたはずなのに、やっぱり大勢の前でいざ始めると、間違ってしまい、落胆。

 この日は3回お手前をして、お運びは何度かしましたが、ちゃんとできたのは、最後の1回だけでした。お茶会は、お客様と、亭主のお話を聞きながら、次にどんなことをしていくのかを気配を感じながら、考え、行動しなければならないのに、なかなかタイミングがつかめずに、お話を中断してしまったり、「おしまいください」と言われる前に、道具をしまい始めてしまったり、棗と茶筅の置く位置がずれてしまったり・・・。

 手前座に座った瞬間、頭が真っ白にならないように、集中力を持って、間違っても堂々と落ち着いて。そう師匠に言われたことだけは、どうにか守り、転んだり、ぶつかったり、ひっくりかえしたりといった失敗はなかったのがせめてもの救いと自分を慰める。

 茶道は、ただお茶をいただくだけなのに、ややこやしい作法の手順やら、道具の扱いがあって、日本の伝統的な究極の「あそび」。お道具も、お菓子も、抹茶も高価で、質素な中に贅を尽くす。お茶会で、秀吉も信長も家康も、戦略を練り、利休はそのために命を落とした。

 そして、「道」というだけあって、終わりがない精神修行。お看板や免許をいただいても、常に続けいないと忘れしまう。年をとってもできる鍛練。茶道をされる方にボケずにしっかりとして、長寿の方が多いのは、なにもお抹茶にカテキンが多いからだけではない

 ああ、自分は、人間としてまだまだなんだなあと、未熟さを突きつけられたお茶会のお手前でした。

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虹色だより№25 発行しました

  お待たせしました。「虹色だより№25」がでました。

手に取ってごらんになりたい方は、こちらを印刷なさってください。

また、アトリエ虹色、盛岡市の市立図書館、岩手県立図書館、盛岡女性センター、肴町ベビーシャワー 25_325_2にこれから置いていきますので、そちらでどうぞ。

6月までの予定が掲載されています。いろんな企画がもりたくさん。

【おでって親子講座】盛岡女性センター5F

5月11日「針金オブジェ」10:00~11:30

6月15日「食育講座 変わり白玉だんごつくり」

 14:00~15:30

【月曜オープン講座】

毎週月曜日の月曜講座14時~、16時~、アトリエ虹色にて

【絵本勉強会 がらがらどん】岩手県立図書館3F

毎月第3木曜日 10:00~12:00

  4/17 .5/15. 6/19

【虹色トークサロン】

 5/29 (木)10:30~ アトリエ虹色にて

上記お申込受付中! 詳細は虹色だよりで。   

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トキオと会う・うなり

 現金チャージしたスイカカードを財布に入れたまま改札をピッとタッチ。満員の最終電車。ぴったりくっつく知らない人たち。ホームでてんでにすきな格好でしゃがみ、話す若者、塾帰りの小学生のDSゲーム、疲れ切ったサラリーマンのうたたね、まくしたてるように話す中国人、ケータイメールをみてすさまじいスピードで打つ高校生、マスカラっぼってりの女の子。車内つりには週刊誌の見出しの丸の内・歌舞伎町・アキバ・霞が関は、まさにトキオの住む舞台。トキオ=東京、アジアの大都会。久しぶりに混沌として加速する文化に浸る。

 青山のライブハウスは、開演30分前でもうすでに観客でひしめいている。ガムランの響き、インドシタールの調べ、モンゴルホーメイの唸り声。バックの映像はライブアートの絵筆がうごめく。幻想的な音楽の中、おもむろに登場してきたのは、白い腰巻だけのバリダンスサー。バリス。汗を飛び散らせて目玉かっと見開き、勝利の踊りを見せる。かつてバリ島の寺院で夜に見た踊り子がだぶる。

 そして登場したのは、かつて私とバリで過ごしたダンサー。きらびやかなバリダンスの衣装は全く使わずに、真っ黒のぴったりとした衣装に、黒いサロンだけ。きびきびと視線や手足を動かして踊るそれは、一瞬の隙もなく、観客の眼を釘漬けして、体を天に運ぶ

 アジアの古典芸術ベースにしながらも、オリジナルのアートを複合体のように増殖させるカルチャーをシャワーのように浴びて、トキオのうねりに身震いした。

 胎児のように常に動いてどくどくと心臓を波立たせ、新しいものを生み出していく大都会トキオ。岩手の自然の息吹の中で感じるものとは異質のヒトのすごみを内包していた。

(2008,3,29 東京青山スパイラルの音楽とダンスライヴ「OMBAK うなり」を見て)

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